hidamari401のブログ

べっ活に至るまでの 我が家の事件簿

べっ活、始めました 第6話 怒りを鎮めるための文章

ーべっ活とは、離婚まではいかないけど、別居に向けて準備活動をする事であるー

 そんなこんなで、自分の中ではすっかりべっ活気分だったのに、ちょっと困ったことになりました。

 事件後しばらくは、お互い会話を必要最小限に抑え、家の中はとても静かでしたが ここ何日か夫が普通に話しかけてくるようになったのです。そして、一人暮らしのための物件も、探してる気配がありません。まるで、何事もなかったかのように 日常に戻るつもりでしょうか?

 そりゃ、夫は言いたいこと言ってスッキリしたかもしれませんが、こっちはそうはいきません。夫の言動に納得した訳でもないし、ましてや反省なんて1ミリだってしていないのですから!反論したいこと、怒鳴り返したいことが、山のようにあります。なぜそうしないのかといえば、結果が目に見えているからです。 

 夫は口が達者で、ああ言えばこう言う こう言えばああ言う 自分を正当化する言葉を次から次へと重ねてきます。そして最終的には、威圧的に怒鳴り散らし相手を黙らせる、という手段に出ます。そうなるのが解っているので、その場では反論をしない癖がついてしまいました。嫌な思いをするのは、こちらなので・・。

 そこで編み出したストレス解消法が、文章を書くことです。私のパソコンには、『怒りを鎮めるための文章』というファイルがあり、そこに どんなことがあり どう感じたかなど、その時の自分の気持ちをすべてぶつけています。誰に見せる訳でもないのですが、だいぶ気持ちが落ち着きますし 時々読み返しては『そうだ、そうだ!』と、その時の自分に共感しています。そんな文章が、ずいぶん溜まってきました。いつか、夫にすべて見せてやりたい!などとその時を想想し、ニンマリしたりして。

 夫は自分が勝った気分でいるのか、私が反省してるとでも思っているのか、しばらくすると普段通りに戻ってしまうのがいつものパターン。

 今回だけはいつもと違う、と思っていたのですが、そんなに甘くはありませんでした。家を出る!は、私への脅し文句だったのでしょう。こうでも言っとけば、少しは効き目があるだろう、という・・。

 薄々そんなことだろうと思ってはいたけど 人をその気にさせておいて、そりゃないよ~! 

                               つづく