hidamari401のブログ

べっ活に至るまでの 我が家の事件簿

べっ活、始めました 第9話 カレー事件

ーべっ活とは、離婚まではいかないけど、別居に向けて準備活動をする事であるー

 夫が最就職で勤務が始まってしばらくしたころ、今度はカレー事件が起きました。毎日が日曜日状態にすっかり慣れていたところに、満員電車での通勤も何度かあり、体力の低下を実感してる様子でした。

 家で自粛生活をしていた3か月半の間、毎日夕飯の支度をするのが 夫の日課になっていましたが、その日は仕事に行き出して何日ぶりかの休日で、私もやはり休みの日でした。娘の所にちょこっと顔を出す以外はフリーなので 夕飯の支度は自分でしようと思い 昨日のうちに食材を買っておきました。

 ところが、夫がカレーを作ると言い出したため、今日はイカ大根だから カレーは後日にしようと 却下しました。両方作っとけばいいじゃないかと言われたけど、そんなことしたら、また残り物だらけになってしまうので、それは避けたかったのです。

 夫は、たいして食べもしないのに 大量に作るのが好きで、作れば自分の任務は終わりだと思っているので、残り物で苦労するのはもっぱら私だけ。特に最近お互い食欲がめっきり落ち、夕飯のおかずも 前の日の残りと当日の一品で十分なのです。

 夫は、新たなおかず中心に食べるので 昨日の残り・一昨日の残りが中途半端に少しずつ余ってしまうことがよくあります。こっち優先で食べてね と言っても もうお腹いっぱいなどと言ってちっとも食べず そのくせ、みそ汁をぶっかけて ご飯を食べたりしています。

 その日も、ほんの一口ずつですが3種類の残り物と、みそ汁やサラダもあるからまぁいいやと イカ大根だけで済まそうとしました。すると、「たったこれだけ?だからカレーを作っておけばよかったじゃないか」と、怒り出しました。休日は俺が作るっていつも言ってるだろう!お前は、どうせ料理をするのが好きじゃないだろう!と・・・。

 確かにその通りだけど、慣れない通勤に疲れてるであろう夫に 一応気を使ったつもりだったのに そんな風に文句を言われるとは!ビックリしすぎて、反論するのを忘れました!そして、現に前日のおかずは 丸々残っていました。結局カレーが食べたかっただけなんです!後先考えない、ただのわがままですよね!

 この出来事がきっかけで、断捨離事件も重なり、寝室を別にしようと思いたったのでした。

                             つづく