べっ活、始めました 第4話 目覚まし事件Ⅱ
ーべっ活とは、離婚まではいかないけど、別居に向けて準備活動をする事であるー
目覚まし時計にまつわるエピソードは、以前にもありました。
私の仕事は、基本午後だけなのですが、小学校の夏休み中や土曜日などは朝からの勤務になります。
ずっと朝からの勤務が続き、異常な暑さも重なって 体力低下が否めないと感じていた2年前の夏の日のことです。当時、夫はまだ職場を引退する前で 寝室も同じでした。
一日勤務の朝は、少しでも布団にもぐっていたいのですが アラームが鳴る前に夫が起き出してしまいます。夫の都合に合わせてアラームをセットしているのに、止めずに部屋を出るので 時間が来たことを知らせに行かなくてはなりません。起きたままなら問題ないのですが よくソファーで再び寝ていることがあるからです。夫が隣で寝ていれば、アラームを止めて声をかけ 夫が支度を終えるのを見計らって起きだし コーヒーを入れ玄関まで見送る というのが当時の我が家スタイル。そして、午後勤務なら再びベッドにもぐり込むのですが、一日勤務だとそうもいかず、夫が支度をする間のたった15分でも、私にとってはベッドにいられる貴重な時間なのです。
数日そんな事が続いたため アラームを止めるか目覚まし時計を持って行ってくれるよう言うと 激ギレされました。そんなことどうってことねえだろ!と・・。どうってことあるかないか決めるのは、私なんですけど!
『アラーム止めるのに何時間もかかるのかよ! だったら目覚ましなんか掛けなくていいよ、ずっと寝てろよ!』とすごい剣幕で怒鳴り散らされました。威圧的な態度で相手を黙らせるという卑怯なやり口、40年間変わってません。逆に、何時間も掛かる訳じゃないアラーム解除を、なぜやってくれないのでしょう?
そんなに寝なくても、死んだらずっと寝てられるって くだらない屁理屈押し付けてくるけど、生きてる間健康に過ごせるよう 眠りを大切にしてるのであって、死んでからの睡眠なんてどーでもいいです!
つづく